【保存版】高配当株投資の見るべきポイントを紹介。コロナ禍の不況でも安心して保有できる具体的な銘柄も紹介しています!

資産運用

はじめに

株式投資にはバリュー投資・高配当株投資・グロース投資など様々な投資手法がある。
その中でも株を購入するだけで、配当金という形で投資した金額の3~5%のお金を貰える高配当投資は個人投資家の中でも人気の投資手法だ。

今回はその人気の高配当株について、銘柄選定の観点とその具体例を紹介したい。
※高配当銘柄は私の中で、配当利回りが3%以上の銘柄を指します。
※配当利回りは(配当金÷株価×100)の値で、
株価に対してどれだけ配当金が受け取れるかを表す指標です。

 

メリットとデメリット

さて、高配当株にもメリットとデメリットがあるので、それを簡単に紹介した後に、
見るべきポイントと具体的な銘柄を紹介したいと思います。

メリット

高配当株のメリットは以下の2点。

  1. 配当金が他の株より多く貰える
  2. 株価が変動しにくい

1つ目の配当金が他の株よりも多く貰えるのは、高配当株と呼ばれるので、当たり前ですね。
やはり投資した金額に対してリターンが大きい高配当株からの入金は嬉しいもので、
同じ1万円と投資した結果、100円貰えるのか500円貰えるのかは天と地の差です。

2つ目の理由は株価が変動しにくいことをメリットに挙げました。
これは、人によると思うが、株価が変動しにくいと言うことは、
不況でも株価が下りづらいことを表しています。
仮に1万円投資したとして、テーマ株(コロナ銘柄・テレワーク銘柄)は熱気が過ぎると、
1日で20%くらいすぐ下がります。

一方、高配当株は配当金というインセンティブが投資家の売りを抑止して、
株価が下がりにくい性質があります。

サラリーマンをしながら投資をしている投資家は日中株価を確認しなくても良いので、
お勧めの投資手法です。

 

デメリット

メリットがあれば、デメリットもあるのが世の常。

  1. 株価が変動しにくい
  2. 減配すれば、暴落する

メリットにも記載しているが、1つ目の株価が変動しにくいことは、
人によってはデメリットにもなります。
例えば、株でキャピタルゲインを狙う人など。

短期間で大きく資産を築きたい人には、
高配当株投資はゆっくり資産が増えていくため、合わない部分があると思います。

2つ目は減配すれば、株価が暴落する点。
高配当株の最大のリスクである減配は、株価を大きく下げます。
連日ストップ安になることも珍しくありません。
理由は単純で高配当が理由で保有していた株が減配されれば、
その株を手放す人が多いのは至極当然の結果と言えますね。

 

見るべきポイント

さて、ここからは高配当株で重要な指標を紹介します。
ポイントは絞った方が良いのは重々承知なのですが、
気にしている部分は全て挙げた方良いと思うので、優先順位つけて紹介します。

EPS(一株あたりの純利益)は連続増益か

最も重要なも指標は、企業が配当の原資としているEPSです。
EPSは企業がその一年に稼いだ金額を一株あたりの利益で表現している指標で、
基本的にこのEPSから株主に対して一株あたりの配当金を出しています。

そのEPSが年々下がっていれば、どこかのタイミングで配当原資がなくなり、
減配されるのは目に見えていますよね。

よって、増配するために必須のEPSの指標が最も重要だと考えいます。

売上高は連続増収か

次に重要な指標は売上高が連続して増収しているかです。
EPSが連続増益していても、売上高が連続減収していれば、
いつかはEPSの増益も終わってしまいます。

例えば、売上高が増益しても、経費削減や人件費削減を頑張れば、
利益は上がる事があるので、増益します。

しかし、毎年経費削減や人件費削減をし続けるのも限界があるので、
企業の成長度合いを測る売上高の増収は大切だと思います。

連続増配しているか

デメリットでも記載したが、高配当株が減配されれば、株価は暴落する事が多いです。
暴落せずとも、中長期的に下落トレンドになる傾向があります。

そのような銘柄を保有しないためにも、連続増配している銘柄を見つけたいですね。
連続増配している実績があれば、株主還元も意欲的な企業だと多くの株主が考えるため、
株の保有者も増え、株価が上昇することが期待できます。

配当利回りは3%以上か

これは個人的な指標で特に論理的な意味はありません!
ご自身の自由で設定すれば良いと思っています。

配当金は収入となりますので、税金が約20%支払う必要があります。
利回りが3%だと、税引後2.4%の配当金が不労所得として投資家に入ってくるので、
1万円投資すると、税引後で2,400円の配当が入って来ます。

この金額が多い、または、少ないと思った方は適宜ご自身で調整して頂きたいです。

配当性向は会社の方針に沿っているか(0~70%くらい)

配当性向とは、EPSの中で何%を配当金の支払いに当てているかを表す指標で、
企業の配当余力がどれだけ残されているかを表します。
(配当性向 = 一株あたりの配当金 ÷ EPS × 100)

この値が小さければ、まだ配当金の余力が十分にあるため、将来増配する余地があります。
しかし、この値が100%近くまたは100%を超えていれば、もう配当余力がないため、
増配するためには、今まで積み上げてきた余剰金利益や銀行からお金を借り入れて
増配する必要があります。

そのような事では、増配も続かないので、
個人的に配当性向は70%未満の会社を選ぶと良いと思います。
株式会社は期末の有価証券報告書の中で「配当政策」を記載しているので、
この部分を見ていただければ、会社の今後の配当金への基本方針がわかります。
その方針と今期の配当性向に差がないか確認すれば良いと思います。

自己資本比率は妥当か(50%以上が理想)

自己資本比率は会社の安全性を測る指標で、
会社が持っている総資産のうち、純資産が何%あるかを表します。
(自己資本比率 = 純資産 ÷ 総資産 × 100)

この値が100%に近ければ、近いほど財務が健全であることを示します。
一方、0%の近い値だと、借入金などの他社の資産に依存した経営を行っているわけですから、
何かの拍子に倒産する可能性が高いです。

よって、自己資本比率としては50%以上が妥当だと考えます。

株価は下落基調でないか

高配当株は配当金が一定で株価が下落することで、配当利回りが高くなることが多いです。
例えば、1000円の株が配当金を30円出していると、配当利回りは3%になります。
しかし、業績が悪化して株価が600円になると、配当利回りは5%になり、一気に高配当になります。

このように業績が悪化して、株価が下落して、結果的に配当利回りが上がる銘柄が非常に多いです。また、このような株価が下落する銘柄は業績等が悪化することが多く、
減配ないし無配になることも多いので、このような銘柄は避けるべきです。
よって、株価が長期的に見て上昇傾向である(=業績が良い)銘柄を保有したいですね。
※株価が上昇傾向だと、インカムゲインだけでなく、キャピタルゲインも狙えます。

ビジネスモデルはストックビジネスか(おまけ)

基本的に今までの指標が守られていたら、安心です。
おまけで投資先のビジネスモデルも重要ですので、少し話をさせてください。
ビジネスはストック型とフロー型があります。

ストックは蓄財を意味し、長期的に蓄積型の売上、収入構造を持ったビジネスの事を指します。
フローは流れを意味し、常に顧客との関係は継続的ではなく、都度顧客と関係を築き、その時々に応じて収益をあげて行くスタイルです。

高配当株の企業は安定的に配当金を出してくれるビジネスモデルが良いです。
なぜならば、毎年安定して増配して欲しいから。
そのような企業のビジネスモデルは、ストックとフローを比較すると、
インフラ系やサブスクリプションなどの安定的に売上をあげてくれるストックビジネスの方が、
フロービジネスよりも良いと考えています。

高配当株を選択するときは、ぜひビジネスモデルにも注目してみてください。

具体的な銘柄

ここからは上記の銘柄を実際にスクリーニングして、条件に合致する銘柄を選択したい。
四季報オンラインや楽天証券のスクリーニング機能など様々あるが、
おすすめは無料で高機能ツールのバフェット・コードです!
※私はいつもこれでスクリーニングしています。
スクリーニング機能は勿論、様々な指標を視覚的に表現してくれるので、いつも重宝しています。

さて、具体的にスクリーニングして見ましょう。

条件は、

  1. 売上高成長率(前々期→前期)≧ 10%
  2. 純利益率(前々期→前期)≧ 10%
  3. 配当利回り(実績)≧ 3%
  4. 配当利回り(予想)≧ 3%
  5. 配当性向 ≦ 70%
  6. 自己資本比率 ≧ 50%
  7. 3年株価上昇率 ≧ 10%

でスクリーニングしてみました。
ここには連続増配しているかどうかの指標はないので、目検で確認しています。
結果は、以下の1社のみがヒットしました。

今回はコロナ禍で株高の日本経済の断面(2020年12月26日現在)で取得しているので、
1社のみになっています。(やっぱりコロナ禍で増配する企業は珍しい。。)

ファンダメンタルは上記の通り、安心できますので、
事業内容を中心に紹介していきたいと思います。

 

9435 沖縄セルラー電話

KDDI参加の通信業を営んでいる沖縄セルラー電話。
沖縄限定でB to B&C事業を行っており、
法人向けは専用回線サービス、個人向けは端末及びキャリア回線の提供を行っています。

沖縄でのシェアはなんと5割と圧倒的。
立地が本州と離れていることもあり、海底ケーブルを用意して、専用線を結んでいるなど、
沖縄内では圧倒的に通信の質が良い会社で知られています。

コロナ禍でも連続増収増益を達成しており、インフラ系のストックビジネスなので、
高配当株投資家としても安心して保有できるおすすめの銘柄です。

現在の配当利回りは3.51%と中々の高配当っぷり、配当性向は40%と配当余力も十分です。

配当金もさることながら、株主優待で3000円分の商品カタログギフトが貰えるのも嬉しいですね!

おすすめですので、気になる方は保有してみてください。

下記は直近5年の株価の推移となります。

 

おわりに

高配当株を選ぶべき観点と具体的な銘柄紹介をさせて頂きました。

高配当株の良いところは、定期的に配当金という形でお金がたくさん貰えることです。
そのもらった配当金をさらに投資することで福利効果で資産もジリジリを増えます。
月の配当金が1000円、5000円、1万円と増えると生活も楽になり、
自分の時間が増えるので、積極的に投資をしたいですね。

今回紹介した観点で銘柄を選定すれば、減配する銘柄は掴みにくくなるはずです。
知らない観点があれば、ぜひ自分の投資手法に組み入れて、
より良い投資ライフを過ごしていただければと思います。

今後もグロース投資・バリュー投資・モメンタム投資など情報発信できればと思いますので、
取り上げてほしいネタがあれば、コメントお願いします。

資産運用に関してのブログは こちら をご覧ください。

ありがとうございました!

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